【大分】脱税を防げ 不正軽油を取り締まり
大分朝日放送
不正に作られた軽油がトラックに使われていないか大分県別府市で抜き取り調査がありました。 九州・沖縄の8県で構成する協議会が密造軽油を一掃しようと年に1回、高速道路で一斉に調査しています。 19日は、大分県職員らが別府湾サービスエリアでトラック1台当たり200シーシーの燃料を抜き取っていきました。 トラックやバスなどディーゼル車の燃料として使われる軽油は、1リットル当たり約32円の引取税がかかるため、これを免れようと税金の安い灯油や重油を混ぜたいわゆる「不正軽油」が使われるケースがあります。 別府県税事務所 太田和久 課税課長) 「不正軽油が脱税という犯罪だけではなく排気ガスの問題で環境汚染の原因にもなっています。このような調査を定期的に実施して不正軽油防止につとめてまいります」 19日は合わせて18台を調査し、不正の疑いがある軽油は見つかりませんでした。