春ゴルフにおける半袖スウェットのベストな着こなし方
春ゴルフにおける半袖スウェットのベストな着こなし方
世代や性別を問わずに気負わず着られるアメリカンカジュアルスタイル。その代表的なブランドである「チャンピオン」は、誕生から実に100年以上の歴史を持つアスレチックウェアブランドです。 その長い歴史の中でチャンピオンのスウェットシャツは、アスリート用のスポーツウェア、米軍のトレーニングウェア、アメリカの学生たちのキャンパスウェアなどとして愛され続け、昨今では若者の間の古着ブームでさらに注目をうけるなど、その存在は世界中でファッションアイコンとして評価されています。そんなことが可能なのも、彼らがアスレチックウェアとして求められる機能性を常に進化させてきたことにあるでしょう。それは2017年からスタートしたゴルフライン「チャンピオンゴルフ」にもしっかりと継承されています。
アメリカンカジュアルの鉄板アイテム「チャンピオン」の半袖スウェット は、春ゴルフのレイヤードでベスト以上に使える存在
そんな「チャンピオン」の定番アイテムといえばスウェットです。動きやすく、着心地に優れ、飽きの来ないスタンダードなデザイン。ゴルフラインであるチャンピオンゴルフにもしっかりラインナップされていますが、中でも今季注目したいのが半袖のスウェットです。これが春のゴルフシーンにおいて抜群に優れていると思われるからです。 それはチャンピオンのゴルフウェアを着用し、世界で戦っているプロゴルファーである、勝みなみ選手や山下美夢有選手たちの着こなしから見てとることができます。下の写真は、昨年度、両名が試合で同ブランドの半袖スウェットを着用した写真です。 彼女たちに共通しているのは、半袖スウェットをレイヤードのアイテムとして活用している点にあります。ポロシャツ(最近ではモックネックシャツ)の上にカーディガンやベストなどを羽織るのは、男女問わずツアーでも珍しいスタイルではありません。 気候が異なる世界中の様々な国々で真剣勝負を繰り広げる彼女たちは、衣服内の温度などを一定に保ち、ポテンシャルを発揮できる着こなしを求めます。そのため、シャツにさっとレイヤードできるアウターやニットは必須といえます。 一方で、高いスイングの再現性や繊細なコントロールショットを求めるゴルフにおいて、レイヤードは時にネガティブなものとしても作用します。そのため肩の可動域を妨げないよう、スリーブレスのベストなどを重ね着したり、あるいは防寒性を犠牲にし、寒くてもあえてレイヤードしない選手も見かける中、両名の着こなしは新鮮かつ、洒落て見えます。半袖以上、長袖未満の季節に重ね着する定番だったベストの代替品、新たなレイヤードスタイルとして半袖スウェットは実に理にかなった存在といえます。 本格的なゴルフシーズンを迎えるこれからの季節、日差しの暖かさを感じる日中はまだしも、朝晩の冷え込みは筋肉を緊張させ、予想外のミスを招くこともあります。さっと羽織れる軽快さと防寒性、重ね着してももたつかない適度な薄さ、機能的で洗練されたレイヤードアイテムとして、チャンピオンゴルフの半袖スウェットは大いに活躍してくれる存在といえるでしょう。