【SJ10のラットロッド!?】奇想天外な発想ながら、完成度はさすがのひと言! 構造等変更検査取得済みで、この姿で公道走行可能なブッ飛びマシン!
大胆不敵なベースチョイス! あまりに奇天烈!! SJ10ラットロッド爆誕!!! BASE CAR:ジムニー(SJ10)/1980年型 【画像10枚】ハーレー用を流用したフロントタイヤ、開放感バツグンのワンオフシールドなど、構造等変更検査取得済みとなるSJ10のヒミツはココ 根強い人気のジムニー第1世代に属するSJ10をベースにしたブッ飛びマシンを発見! 昭和55年型のオールドジムニーは、一見すると「なんじゃコレ~つ!」と奇天烈な姿ながら、その実はオールドスクールなUSカスタムをリスペクトしたチャレンジングな1台なのである。 手がけたのは、オフ(ときどきオン!)ロード車両製作にカスタマイズと、なんでもござれのジムニー専門店「ホープスター」。 イベントで見かけた、フォード・モデルAベースの本物ラットロッドに衝撃を受け、「ジムニーでラットロッドが作るとウケるんじゃね?」と、趣味の一環(笑)として製作をスタートしたとか。 そもそもラットロッドといえば、主に戦前に製造されたクルマがベース。 当然、ジムニーも古いほうがイイと、レストアベースに3台所有していたSJ10に白羽の矢が立ったワケ。 なんつっても目を引くエイジング塗装は、一度ボディ&エンジンルームまでピッカピカにオールペンしたのち、ライト、ミディアム、ダークと3色のマットブラウンでサビなどのダメージ感を演出。 もちろん、腐食っぽさは出しつつも、本当の腐食はバッチリ修理ズミなのでご安心を。 でもって、さらにド肝を抜くのが、構造等変更検査取得済みのナント、公道走行OKなところ! つまり、新規中古車車検をパスしてるってことだ。 「フツーに走れないと意味がナイ!」と、車検ありきで製作したのもコダワリなのだ。 ちなみにエンジンは、O/Hプラスアルファの加工となるので、基本は純正2ストのまま。 ハードでイカツいルックスなのに、2スト音を立てての~んびり走っていく。 そんなギャップもたまらん、正真正銘のストリートロッダーなのであ~る!! 『カスタムCAR』2022年5月号掲載 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
カスタムCAR 編集部
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