日経平均2万7000円を挟む膠着相場で「好伸期待」の3銘柄
さまざまな要素が"綱引き"状態となる中で、全体相場は膠着状態に陥ろうとしている(イメージ写真:SUYOSHI/PIXTA)
アメリカの長期金利上昇を背景に10月20日のダウ平均株価が下落した流れを受け、翌21日の東京株式市場は買い手控え姿勢が強まる中で売りが先行。日経平均株価は続落し、再び2万7000円台を割り込んだ。 来週(24~28日)は、アメリカの金融引き締めによる景気後退懸念が継続する中で、同国では主要ハイテク企業の決算発表が本格化。日本国内でも、2022年4~9月期(3月期本決算企業)の決算発表がスタートする。日米企業の業績内容を織り込みながらの推移が想定される。 日経平均採用銘柄に通期業績の上方修正が目立った場合、全体相場は堅調な展開となる可能性もある。ただ、フシ目の2万7500円を大幅に上回るほどの勢いになることは期待薄。来週の日経平均の想定レンジは2万6600~2万7400円とする。
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冨田 康夫