<清野菜名>消防局の指令管制員役で月9初主演 一本の電話で命をつなぐ 「119エマージェンシーコール」
俳優の清野菜名さんが2025年1月期の“月9”ドラマ「119エマージェンシーコール」(フジテレビ系、月曜午後9時)で主演を務めることが明らかになった。消防局の通信指令センターを舞台に、指令管制員(ディスパッチャー)たちを描く完全オリジナルストーリーで、“月9”初主演を務める清野さんは「実は20代前半の頃に月9のオーディションを受けたりもしていまして。なかなかかなわなかった夢がようやくかない、30歳になり、最初のドラマで月9の主演をさせていただけること、とても光栄に思っています」と語っている。 【写真】清野菜名のミスパンダ姿
119番の緊急通報に応答し、適切に救急車、消防車の出動を指令する指令管制員。さまざまなスキルを持った消防・救急のスぺシャリスト集団である指令管制員たちは、パニックに陥る通報者の言葉から通報場所を特定し、1秒でも早く必要な部隊を現場に到着させる。多々発生するいたずら電話の対応にも時間を割かれ、緊急を要する119番通報では理不尽に怒鳴られ、ののしられることは日常茶飯事。そして、いつ来るか分からない巨大災害や大事故、パンデミックに対する覚悟も求められる。そんな「119=エマージェンシーコール」を支えるヒーローたちの物語が紡がれる。
リアリティーを追求するため、横浜市消防局全面協力の下、大型のマルチディスプレーとシステム監視制御装置、ライブ映像通信システムを備えた最新の消防司令センターをセットで完全再現。脚本は「降り積もれ孤独な死よ」などの橋本夏さん、「ウルトラマンブレーザー」などの小柳啓伍さんが担当。演出は「救命病棟24時」の水田成英さん、並木道子さんらが務める。
主演の清野さんが演じるのは、横浜市消防局・司令課3係の指令管制員・粕原雪。前職は銀行で働いていたが、あるきっかけで消防士の採用試験を受け合格。2年間の現場勤務を経て、自ら司令課への異動を希望した新人だ。かつて、家が火事になった時に119番通報に対応してくれた管制員の声に助けられたことがあり、自分もそうなりたいと思っていると言う役どころ。集中力や洞察力が高く、一度聞いた声や音は不思議と忘れないでいられる特技もあって指令管制員としての適性は高い。一方で、こうと決めたことは周りに合わせて変えない“我が道を行く”タイプで、ときに消防局全体の組織内で軋轢を生むことにもなり……、