【FANTASTICS】新曲制作ウラ話&なんでもないけど幸せなコト(インタビュー前編)
ーーでも仕上がりはバッチリでしたよ、安心してくださいね。2番手はどなたでしたか? 夏喜さん :2番手が澤夏くんで、3番手が僕でした。ブースにひとりずつ入ってマイクに向かう様子が「みんなが“あっち側”に行っちゃう~」と思えて、すごくおもしろく感じました。モニターで中の様子が見られるようになっていたのですが、僕らパフォーマーはレコーディング自体に慣れていないので、慧人がすごくソワソワしていたのもぜんぶ見えてたよ(笑)。 慧人さん :やっぱ緊張してたんだな……あの環境はするよ(ブツブツ)。 夏喜さん :なんだか気恥ずかしく感じました。でも「気合いを入れてしっかり歌ってください」というよりは、どちらかというとガヤを入れる感覚でしたので、あまり緊張はしなかったかも。 黎弥さん :僕は3人とは別日で、世界さんの次だったのですが、僕がスタジオに入ったタイミングで、スタッフさんに「世界さん、もう終わってますよ」って言われて。「お、早いな!」って思って、巻きぎみに始めたんですが、僕もアッサリ「ハイ大丈夫です」ってOKいただいて、一瞬で終わりました……もちろんちゃんと歌いましたよ! 大樹さん :僕らは緊張してそれなりに苦戦したので、ふたりが異次元の早さでレコーディングを終えたと後から聞いて、びっくりしました。同じ曲と向き合ってるのに時間軸がぜんぜん違うんだなって。 ーーライブでのパフォーマンスがどうなるか、本当に楽しみですね。リズムに合わせて満席のライブ会場で揺れるペンライトの海が目に浮かんで、ワクワクします。 大樹さん :そうですね。両手を左右に動かす仕草をワイパーっていうんですけれど、観客のみなさんと一緒にブンブン手を振りながら、曲名のように、黄色に光るペンライトで会場を染めていただけたらすごくいいですね。楽しんでいただけるように、演出も頑張ります。
“他人にはなんでもなくても、自分にとっては最高に幸せ”なことって?
ーー「Yellow Yellow」の歌詞に出てくるような、“普段過ごしている何気ない毎日、他人にとってはなんでもないようなことでも、自分にとっては最高に幸せ”と感じることはなんですか? 大樹さん :そりゃもう、ご飯ですよね。 黎弥さん :ご飯ですねぇー(ニコニコ)。 夏喜さん :ご飯ですね。今、FANTASTICSのメンバー6人で舞台(『BACK TO THE MEMORIES PART4』)をやっていて(取材当時)、9月末に名古屋で初日公演を行ってきたのですが、ご飯を一緒に食べに行くメンツは入れ替わりながらも、結局毎日、焼肉! 寿司! 焼肉! 寿司! ……という感じで食べまくってました(笑)。 慧人さん :肉は赤身がうまいよねぇー、フィレ大好き! 夏喜さん :美味しいよね。1日中一生懸命働いて疲れて、1日の最後に美味しいご飯を食べる。ひとりじゃなくて、やっぱりメンバーと一緒に食事ができればもっといいですね。リフレッシュして「次の日も頑張ろう!」って思えます。 ーーお食事の時はどんなお話をされるのですか? 夏喜さん :その日の仕事について振り返ることが多いですね。今は舞台の話が多いです。今やっている演目はコミカルな感じで、けっこうアドリブを言わなきゃいけないので、観客のみなさんの思いがけない反応とか、起こったアクシデントを「あれ、やばかったねぇ(笑)」みたいな感じで話しながら食べています。