新車購入時に勧められる「車検・メンテナンスパック」。概要や相場を教えて!
「車検・メンテナンスパックには加入した方がいいの?」 「加入する場合としない場合で、料金に差はある?」 このように疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。 新車購入時に勧められるメンテナンスパックは、必ず加入しなければいけないものではありません。ただし、長い目で考えた時に、加入した方が車検や日常点検などのメンテナンス費用を安くおさえられる可能性があります。 今回は、車検・メンテナンスパックの概要やメリット・デメリットや特徴をご紹介します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
車検・メンテナンスパックとは?
「車検・メンテナンスパック」とは、車検までの定期点検や、エンジンオイル交換・オイルフィルター交換などの消耗品交換などがパッケージ化されたもので、新車を購入する際に加入を勧められる場合が多いです。 メンテナンスパックには、必ず加入しなければいけないという訳ではありませんが、加入した方が、通常の支払いよりも安くなるケースが多いようです。
メンテナンスパックの費用はどのくらい?
メンテナンスパックの費用は、自動車ディーラーや車種、排気量によって変動します。トヨタモビリティ東京株式会社で新車(乗用車)を購入した場合のメンテナンス費用について、表1にまとめました。 表1
※トヨタモビリティ東京株式会社 メンテナンスパックを基に筆者作成 例えば、トヨタのプリウスを新車で購入して「セレクト60 SII」のMクラスのメンテナンスパックに加入した場合、通常32万2534円かかるところが25万7900円となります。 次に、スズキ株式会社でのメンテナンスパックの場合も確認してみましょう。 表2
※スズキ株式会社「アフターサービス スズキ安心メンテナンスパック」を基に筆者作成
メンテナンスパックのメリット・デメリット
メンテナンスパックのメリットは、以下の通りです。 ・車検整備・法定点検設備などのメンテナンスを通常価格よりもお得に受けられる ・点検時期をDMや電話でお知らせしてくれる ・メーカー保証が適用されやすくなる ・プロによるメンテナンスが受けられる つづいて、デメリットは以下の通りです。 ・途中で解約する場合に中途解約金がかかる可能性がある ・メンテナンスパックに加入したディーラーでしか、点検を受けられない ・車の日常点検・オイル交換・ワイパー交換などの整備が自分でできる方は必要のないサービスが含まれている 以上を考慮して、メンテナンスパックが本当に必要かどうかを判断しましょう。
メンテナンスパックに加入すればお得に点検や修理が受けられる可能性がある
メンテナンスパックに加入すれば、車検や法定点検の料金をおさえられる可能性があります。メンテナンスパックは自動車ディーラーによって、内容や料金はさまざまです。新車と同時に加入を検討されている方は、自分にあった最適なコースを選択してください。 出典 トヨタ自動車株式会社 メンテナンスパック スズキ株式会社 アフターサービス スズキ安心メンテナンスパック 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部