【米国株】業績好調な「おすすめの高配当株」2銘柄!配当利回り6.5%の「フォード・モーター」、有望薬の業績貢献が見込まれる「ギリアド・サイエンシズ」に注目
【米国株】業績良好な「高配当株」の中でも投資判断が“買い”で配当利回りが6.5%の「フォード・モーター」、配当利回り3.3%の「ギリアド・サイエンシズ」に注目! 【図版】新型コロナ治療薬「ベクルリー」が好調で、配当利回り3.3%の「ギリアド・サイエンシズ(GILD)」を分析! ●EV投資の削減に踏み切った「フォード・モーター」、 業績が市場予想を上回る「ギリアド・サイエンシズ」に注目! 日本株でも米国株でも、配当利回りが高い「高配当株」が人気だ。高配当株は配当利回りが魅力となって株価が下がりにくいため、市場の不透明感が強いときも持ち続けやすい。 そこで以下では、配当利回りが高いうえに業績がよく、アナリストなどのプロが「買い」と診断している「高配当株」の2銘柄を紹介しよう(※株価と業績は12月4日時点。チャートはマネックス証券、業績データは「QUICK・ファクトセット」。最低購入額は1ドル=150円で計算。PER、ROE、配当利回り、配当性向は予想ベース。アナリストの診断は、左側が3カ月前の評価で、右側が今後3カ月間の評価)。 一つ目の銘柄は、配当利回りが6.5%もあるフォード・モーター(F)だ。 フォード・モーターの7~9月期の業績は、売上高が市場予想を上回った。商用車サービスを行うフォード・プロ部門も増収増益。一方、EV事業の赤字などの課題に対して、ファーリーCEOは「保証と品質改善に焦点を当てたコスト削減」を強調しており、収益性の向上に期待が持てる。 続いて紹介するのは、配当利回り3.3%のギリアド・サイエンシズ(GILD)だ。 医薬品企業のギリアド・サイエンシズは、新型コロナ治療薬「ベクルリー」などが好調。直近決算で売上高、1株利益はともに市場予想を上回った。今後はHIV治療薬「レナカパビル」、原発性胆汁性胆管炎治療薬「セラデルパル」の業績貢献が見込まれており、高配当を享受しながら株価の上昇にも期待が持てる。
ザイ編集部
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