冬のボーナス 2割以上が去年より増加/埼玉県
ことしの冬のボーナスについて、支給額が「去年より増える」と答えた県内企業の割合は21パーセントで、前の年より2ポイント増えたことが、ぶぎん地域経済研究所の調査で分かりました。 調査は、10月18日から11月6日にかけて、県内企業535社を対象に行われ、回答率は19.6パーセントでした。 ことしの冬のボーナスについて、「去年の冬より増加」すると答えた企業の割合は、21パーセントで、前の年度より2ポイント増えました。 一方、「去年の冬より減少」と答えた企業は12パーセントで前の年度より1ポイント増えています。 ボーナスの支給予定額は、1人当たりの平均で57万8296円と、前の年度と比べて3.3パーセント増えました。 業種別では、製造業が47万2875円で、前の年度と比べて2.3パーセント、非製造業は61万6015円で、3.3パーセントの増加となっています。 ぶぎん地域経済研究所は、昨年度以上のボーナス支給に前向きな企業が多いことについては「深刻な人材不足に対し、従業員のつなぎ止めや確保に力を注いでることを示唆している」と分析しています。