米どころ西予・宇和地域の土使った茶わん展示 ギャラリー喫茶池田屋で「ごはんのうつわ展」(愛媛)
伊方町で僧侶と陶芸家として活動する佐々木智也さん(44)が、西予市宇和地域の土で作った茶わんを集めた個展「ごはんのうつわ展」を同市宇和町卯之町4丁目のギャラリー喫茶池田屋で開いている。佐々木さんは「県内有数の米どころの土を使った茶わんで、おいしいご飯を味わってほしい」と話している。12月3日まで。 会場には茶わんや平皿、湯飲みや花器など約400点を展示する。宇和地域の田んぼの土を使用した茶わん作りは2022年に始め、粘度や焼き加減の調整など試行錯誤を重ね、今秋「やっと納得できるもの」が完成。独特の手触りが特徴で、佐々木さんは「既製品とは異なる味わい深さを感じてくれたらうれしい」と語る。
愛媛新聞社