ウクライナ軍の攻撃に報復、ハルキウ州を攻撃 ロシア国防省発表
ロシア国防省は31日、前の日にウクライナ軍が行った攻撃の報復として、ウクライナ東部のハルキウ州を攻撃したと発表しました。新年を間近に控え、報復の応酬が続いています。 ウクライナと国境を接するロシアのベルゴロド州は30日、ウクライナ軍からミサイルなどで攻撃を受け、地元知事によりますと、民家やスポーツセンターなどが被災し、これまでの死者は24人にまで増えました。 これに対する報復として、ロシア国防省は31日、ベルゴロド州に隣接するウクライナ東部・ハルキウ州の軍事施設などを攻撃したと発表しました。被害については現時点で明らかになっていませんが、ロシア国防省は「攻撃しているのは軍事施設と直結するインフラのみだ」と主張しています。 今回の攻撃の応酬は29日、ロシア軍がウクライナ各地に大規模攻撃を仕掛けたことに端を発していて、ゼレンスキー大統領は30日、ウクライナ全土で39人が死亡したと発表していました。