【ライブレポート】バイきんぐ初の全国ツアー「ALCOHOL」完走 破壊力増すオール新作コント
バイきんぐ単独ライブ「ALCOHOL」の千秋楽公演が7月21日に東京・日本教育会館一ツ橋ホールで開催された。毎夏恒例のバイきんぐ単独ライブは今年、初の全国ツアーとして実施。6月23日より東京、大阪、愛知、福岡、広島を巡り、千秋楽の東京公演でもオール新作コントで満席の来場客を楽しませた。 【画像】初の全国ツアー「ALCOHOL」で取っ組み合いのコントを披露するバイきんぐ 小峠の切れ味鋭いツッコミと西村の常軌を逸したボケを基本に、たびたび2人が体当たりでパワフルに取っ組み合いをしたり、セットに勢いよくダイブしたりするなど、コントの破壊力は増すばかりだ。また単独ライブでおなじみの撮り下ろし幕間VTRでは、西村が小峠に対してとあるプレゼントをしたいと言い始め、そこから2人が西村の運転でドライブ旅へと出かけた。 これまで自身の単独ライブについて「自分たちが登場しても拍手や歓声が起こらない」などと嘆き、そのことを笑いのネタにしていたバイきんぐ。しかし千秋楽のエンディングトークで西村は「今日、東京公演で“初めて”拍手をいただきました」とコント1本目の登場時に拍手が起きたことを喜び、小峠も「受付でウェルカムドリンクを配っていたんじゃないか?」と珍しがっていた。 小峠からは「我々はネタを終えるたびに“酸素ボンベ”を吸っている」と激しいライブならではの裏話も。さらに全国ツアーを振り返り、2人ともにセリフを間違ったことなど失敗を次々と明かして最後までファンを楽しませる。次回の単独ツアーについては、小峠が「来年、やるんですかね?」と明言はしなかったものの「もしやることになったらお越しいただければと思います」と呼びかけた。