玉名市の築山小、創立150周年記念曲作ったよ 4年生と卒業生協力 地域の魅力を歌詞に
玉名市の築山小の4年生118人と、2022年度に同小を卒業した玉名中2年の木下愛さんが、築山小の創立150周年を記念したオリジナル曲「大好き 築山」を作った。7日、1~6年生約650人が記念式典で披露した。 4年生の担任4人が、地域学習を元にした曲作りを、子どもたちに提案したのがきっかけ。児童が「山田の藤」「四十九池」など地域の誇りや好きなところを挙げ、担任らが歌詞を整えた。 学年主任の木下純子教諭の長女で、ピアノを習っていた愛さんが作曲を担当。小学1年生でも歌いやすいように、ハ長調の4拍子で曲を付けた。 児童たちは10月から約2カ月間、授業前などに毎日練習。式典では、伸びやかな歌声が体育館と校舎に響いた。4年生の西村祐香さんは「これからも築山小のみんなが大切に歌ってくれたらうれしい」。 同小の前身、山田校と築地校は1873年創立。84年に統合して築山小となった。2023年度末までの卒業生は9697人。(岡本遼)