洋画や日本画など2100点あまり 再現度高い郷土料理ミニチュア作品も「長崎市民美術展」始まる《長崎》
NIB長崎国際テレビ
長崎市民の力作2100点あまりを紹介する「市民美術展」が、21日から県美術館で始まりました。
明松智さん創作の「絵心」。 シックな色づかいが印象的な洋画の作品で、画材の質感を巧みに利用して、奥行きや動きを表現しています。
市長賞の「タベレンよ」は、縦10センチ横18センチ。 再現度が非常に高い郷土料理のミニチュア作品です。
絵皿の模様はすべて手描きなんだそうです。 幅広い世代の作品が楽しめる「長崎市民美術展」。
21日に県美術館で始まった前期展では、日本画や洋画など一般の4部門から108点。 ジュニア部門からは、書写の力作1161点を展示、紹介しています。
初日となった21日は、家族や知人の作品を見ようと、多くの市民が観覧に訪れていました。 前期展は29日までで、来月1日から始まる「後期展」では、一般の写真や工芸など4部門181点とジュニア絵画が展示されます。
入場料は、前・後期共通で一般が300円。70歳以上は200円。高校生以下や障害者手帳をお持ちの方は無料です。 市長賞の受賞者には、来月8日に県美術館で行われる表彰式で賞状が授与されるということです。 一般の部の入賞・入選については、市文化振興課のホームページ「ながさき文化のひろば」に掲示されているということです。