「デートの誘いは多いのに、なぜか二度目のお誘いがない」彼氏いない歴10年の43歳女性がしていたNG行動
■当たり前、だけど「できていない人」が多いのが実情 練習でできないことが本番でできるはずがない。笑顔でのリアクションも同じこと。日常であたりまえにできるようになって初めて、「この人だ!」という相手に出会ったときに自然に笑顔で接することができるのだ。 それに、たとえ目の前の人に興味がなくても、その人とのご縁がどんな出会いにつながるかわからない。「いま婚活中なんです」と伝えたら、「そういえば、あなたに合いそうな人がいますよ」と知り合いの人を紹介してもらった、という話は珍しくない。 ちなみに、婚活ではみずからおもしろい話をしようとする必要はない。もちろん「よく話す女性が好き」「笑わせてくれる人がいい」という男性もいるけれど、多くの男性が求めているのは、笑いではなくて笑顔だ。「また誘いたい」と思われるには、おもしろい話をするよりも、相手の話に笑顔で耳を傾けるほうが効果的だ。 A子さんは、アドバイスを参考にプロフィール写真を変更し、新しい服を買うときは、同世代のアナウンサーやタレントを参考にして選ぶようにした。 そして、家族や職場の人が話しているときは、笑顔でリアクションをするよう心がけた。相手の話にそれほど関心がなくても、なんでもいいから質問をすることを心がけ、「お礼は3回」をマイルールとして取り入れて行動を変えていった。 そうして現在は、アプリで出会った人と2度目のお誘いを経て、2歳上の離婚歴のある男性と交際中だ。 「ご馳走になったらお礼をする」「相手が話しているときは、笑顔でリアクションをする」。 当たり前のことのようだけれど、意外とできていない人が多いのが現実だ。婚活に限らず、人間関係を円滑にするコミュニケーション術をぜひ実践してみてほしい。 ---------- 伊藤 友美(いとう・ともみ) アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラー 1970年生まれ、東京在住。約9年間の婚活中には、条件を下げたり、妥協を重ねることで「婚活ウツ」を発症。そこから研究を重ね、数々のワークを生み出し、実践。39歳から再開した婚活では、出会いから2カ月でプロポーズに至るスピード婚を果たす。自身の経験を通じて構築した〈最短最速で理想通りの男性と結婚する方法〉を伝える「3ヶ月で全員婚活卒業!婚活塾」は全国から参加の受講生で毎回即満席となる。受講生の成婚年齢は40代が一番多く、平均44歳。50代の成婚者も少なくない。結婚相談所Lulu Spacesの代表も務める。近著は『結局、理想を下げない女ひとが選ばれる』(フォレスト出版)。 ----------
アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラー 伊藤 友美