楽天・遊撃手争い勃発 村林一輝VS宗山塁、三木監督「プロは実力の世界」
遊撃手争いが激化-。楽天・三木肇監督(47)が25日、遊撃のレギュラーに定着した村林一輝内野手(27)とドラフト1位・宗山塁内野手(21)=明大=を競わせる方針を示した。 「2人には期待しかない。プロは実力の世界。ショートでしっかり意識し合ってやってほしい」 村林は今季、139試合に出場してチーム3位の50打点、打率・241、6本塁打をマーク。11月は野球日本代表「侍ジャパン」の一員として国際大会「プレミア12」で戦った。 走攻守に三拍子そろい「20年に一人の逸材」と称されるルーキー、宗山は定評のある遊撃守備で猛アピールする。背番号1を託され、入団会見時は開幕スタメンと新人王獲得を目標に掲げた。 三木監督は「強い意思を持って来年2月のキャンプに来てほしい。2人が前向きに前進できる環境をつくってあげたい」。その争いに山崎らも加わる。(広岡浩二)