J1札幌、東京Vに3―5で完敗し最下位転落
◆明治安田J1リーグ 東京V5―3札幌(2日・味スタ) J1札幌は敵地で東京Vに3―5で敗れ、3連敗。勝ち点は同じも、得失点差で京都に抜かれ、最下位に落ちた。 前半10分にPKで失点。同20分にMF荒野拓馬主将(31)が、今季初得点となる右ミドルで追い付くも、その後2失点し、1―3で後半へ。同開始1分に右CKからMF近藤友喜(23)がヘディング弾で1点差に詰め寄ったが、要所でミスが頻発。ボールを失ったところからカウンターを食らい、更に2失点を喫した。 5月29日に三上大勝代表取締役GM(52)が、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)の今季残り試合の続投を表明した。クラブの決意を示して迎えた初戦、前半の4バックから後半開始から3バックに変更するなどし、前線に厚みを持たせ、反撃を狙った。ペトロヴィッチ監督は選手交代も積極的に行って打開を図ったが、終了間際に途中出場のMF原康介(18)のゴールで1点を返すにとどまった。 ”仕切り直し“の位置づけで臨んだ一戦だったが、勝利を手にすることはできなかった。ペトロヴィッチ監督は「DFラインが1対1の場面で止めることができなかった。攻撃は自分たちらしい形は作れたが、守備のところで課題がある試合だった」と振り返った。
報知新聞社