ザッカーバーグとトランプが会談、「長年の対立」に終止符か?
メタのマーク・ザッカーバーグCEOは11月27日、次期大統領のドナルド・トランプと米フロリダ州にあるマー・ア・ラゴで会談した。トランプは以前、フェイスブックが自身とその支持者らを検閲したとして非難したが、ザッカーバーグは次期大統領との関係の修復を図っている。 トランプの次期政権で大統領次席補佐官に就任するスティーブン・ミラーは、27日夜のFOXニュースの番組でこの会談が行われたことを認めた。ミラーによると、ザッカーバーグは「次期大統領のリーダーシップの下で行われる米国の再生を支持したい」という意思を明確に示しており、トランプを「変革と繁栄の推進者」と見なしているという。 メタの広報担当者もこの会談が開かれたことを認め、ザッカーバーグが「トランプ大統領から夕食に招かれ、新政権のチームメンバーとの会談を行う機会を得られたことを感謝している」と複数のメディアにコメントした。メタは、この会談で何が話し合われたかについては言及していないが、2人の話し合いが「米国のイノベーションの未来にとって重要な時期に行われた」と付け加えた。 ニューヨーク・タイムズによると、ザッカーバーグは26日の夕方にフロリダ州のウェストパームビーチに到着し、27日の会談ではトランプの大統領選での勝利を祝福したという。
Siladitya Ray