23号ソロを放った牧を迎えるDeNA・三浦大輔監督

■プロ野球　DeNA6ー3ヤクルト　（22日　横浜スタジアム） DeNAはヤクルトに逆転勝ち、66勝63敗3分の貯金3とした。先発・吉野が3回に村上に31号2ランを浴び先制されるが直後の3回にオースティン、桑原、戸柱と3本のタイムリーで逆転。4回には牧の23号ソロ、7回には宮崎のチーム打撃から桑原の犠飛で加点した。吉野は5回途中3失点で降板、上茶谷・佐々木・伊勢・森原の救援陣は無失点に抑えた。 先発・吉野は今季6度目の登板、試合前まで2勝2敗、防御率5.06。前回の9月15日・広島戦（マツダ）はプロ最短1回1/3を6安打5失点で負け投手。今季のヤクルト戦は2度目、前回の8月23日（神宮）は5回を5安打2失点で勝ち投手だった。 吉野は1回、長岡と西川に連続四球で無死一・二塁とするがサンタナを遊直、村上と空振り三振、オスナを見逃し三振に抑える立ち上がり。 出場登録の度会はベンチ、宮崎がスタメンに復帰。ヤクルトの先発・高梨に1回1死から牧と佐野の連打で1死一・二塁もオースティン、宮崎はともに中飛で先制できず。 2回の攻撃で桑原と森敬のヒットで1死一・三塁とするが吉野が一前にセーフティスクイズも三塁走者・桑原は本塁憤死、梶原は空振り三振に倒れた。 吉野は3回1死から西川に中安打、2死後に村上にセンターバックスクリーン上部へ31号2ランを叩き込まれ、2点を先制される。 だが3回の攻撃で1死から佐野がレフト線にツーベース、オースティンが左中間フェンス直撃のタイムリーツーベース、2死後に桑原がレフトへタイムリーを飛ばし2ー2の同点に追いつく。続く戸柱が右中間にタイムリーツーベースを運び、桑原が一塁から好走塁で本塁に帰還し3ー2と勝ち越す。 さらに4回には1死から牧がレフトスタンド中段に23号ソロを放り込み、4ー2とした。 吉野は5回、長岡にツーベース、続く西川にライトへタイムリーーツーベースを打ち返され4ー3となり降板。代わった2番手・上茶谷がサンタナを空振り三振、村上に四球、オスナを空振り三振、山田に四球で2死満塁とするも中村を遊ゴロに打ち取った。 6回は3番手・佐々木が2死から長岡に四球、西川にレフト線にツーベースで2死二・三塁とするもサンタナを投ゴロに抑える。 7回は4番手・伊勢が村上にライト線にヒットを飛ばされるも梶原が二塁で村上を封殺。オスナを遊ゴロ、山田を空振り三振に抑える。 7回の攻撃で先頭・オースティンが左中間にツーベース、宮崎の二ゴロで1死三塁から桑原がセンターへ犠飛を打ち上げ、5ー3とした。 8回は伊勢が続投し、代打・宮本と岩田を連続空振り三振、代打・川端を一ゴロに打ち取る。 8回の攻撃で森敬のレフトへの打球をオスナが見失いツーベースに。代打・柴田のバントを一塁手・オスナが後逸し無死一・三塁から梶原の二ゴロ間に1点を加え、6ー3とした。 9回は森原が三者凡退に抑え26セーブ目をマークした。