日本ハム・加藤貴之投手

■プロ野球　オリックス 2－3 日本ハム（22日・京セラD大阪） 負けあるいは引き分けるとソフトバンクの優勝が決まる日本ハムはオリックスと対戦した。日本ハムが終盤に勝ち越し、ソフトバンクの優勝は持ち越しとなった。 日本ハムの先発は加藤。ここまで24試合に登板し、9勝8敗、防御率は2.69。オリックス相手には4試合に登板し、1勝2敗、防御率は1.93。 スターティングメンバーには水谷がレフト、郡司がキャッチャーに2試合ぶりに入った。 初回は両チームともに三者凡退に終わる。 2回、加藤貴は先頭の5番・森に左安打を許す。6番・杉本は三ゴロで1死二塁のピンチを招く。7番・西川は二ゴロに打ち取るも、8番・紅林にはセンターへのタイムリーツーベースヒットを浴び、1点を先制される。 3回表、先頭の7番・上川畑は右安打で出塁する。8番・マルティネスは二飛に倒れるも、9番・水野が今季第6号となるライトへの2ランホームランで2－1と逆転に成功する。 4回表、1死から4番・レイエスが右安打で出塁する。しかし、5番・万波は空振り三振、郡司は空振り三振に倒れ、追加点はならなかった。 5回表、1死からマルティネスが右安打で出塁する。しかし、続く水野はセカンドへのダブルプレーに倒れ、得点はならなかった。 6回は両チームともに三者凡退に終わる。 7回表、1死から万波が中安打で出塁する。その後、郡司は右安打で1死一・二塁のチャンスをつくる。しかし、上川畑は捕邪飛、マルティネスは三ゴロに倒れ、チャンスを生かすことはできなかった。 その裏、1死から森に右安打を許す。杉本は左飛に打ち取るも、森には二塁盗塁を決められ、2死二塁のピンチを招く。その後、西川はレフトへのタイムリーヒットを浴び、1点を返され、2－2の同点に追いつく。その後、西川に二塁盗塁を決められ、ふたたび2死二塁のピンチを招く。 8回表、先頭の水野が中安打で出塁する。しかし、1番・矢澤は空振り三振、江越は空振り三振に倒れるも、清宮は右安打で2死一・二塁のチャンスをつくる。しかし、レイエスは空振り三振に倒れ、チャンスを生かすことはできなかった。 その裏、1死から9番・若月に左安打を浴びる。しかし、1番・廣岡はセカンドへのダブルプレーに打ち取り、無失点に抑える。 9回表、先頭の万波がライトへのツーベースヒットで出塁する。郡司はショートへの内野安打で出塁する。上川畑は犠打で1死二・三塁のチャンスをつくる。その後、代打・松本剛の三ゴロの間に1点を勝ち越し、2－3とする。 9回裏も加藤が無失点に抑え、ゲームセット。加藤は9回を125球、5安打、無四死球、6奪三振の2失点の完投勝利で自身初2ケタ10勝目を挙げた。