B1復帰の滋賀レイクス、ダビー・ゴメスヘッドコーチと湧川颯斗が契約満了で退団「数々の記録を達成できたことを嬉しく思います」
湧川は今シーズン、7.2得点、3.2リバウンド、2.9アシストを記録
滋賀レイクスは5月26日、ダビー・ゴメスヘッドコーチ、湧川颯斗が2023-24シーズンをもって契約満了となり、滋賀を退団することを発表した。なお、湧川はすでに他クラブへの移籍が決定しているため、Bリーグ自由交渉選手リストには公示されない。詳細は後日、移籍先のクラブより発表される予定。6月30日までは滋賀レイクスの選手として活動する。 スペイン出身、現在35歳のゴメス氏は、2014年からベネズエラで指導者のキャリアをスタートさせ、その後、ボリビア、ドイツ、デンマークなどを渡り歩いた。2022年に滋賀のアシスタントコーチに就任すると、2023年1月からHCを務めた。今シーズンは44勝16敗で地区優勝し、ファイナルでも越谷アルファーズを破りB2を制覇。1年でB1昇格に導いた。 ゴメス氏はクラブを通して以下のようにコメントしている。「滋賀は私のキャリアの中で最も特別な場所でした。滋賀レイクスの歴史の中で最も成功し、勝利を重ねた時期をコーチとして率いることができ、チームの優勝と数々の記録を達成できたことを嬉しく思います」 広島出身、現在20歳の湧川は194cm、84kgのポイントガード。2022年12月、福岡大学附属大濠高校在学中に特別指定選手として滋賀に加入し、プロ契約を結んだ今シーズンは60試合中12試合で先発を務め、平均21.4分のプレータイムで7.2得点、3.2リバウンド、2.9アシスト、1.0スティールを記録し、B2優勝に大きく貢献した。 湧川はクラブを通して以下のようにコメントしている。「B2降格という悔しい思いもしましたが、プロ1年目でB1昇格、B2優勝を勝ち得ることができた事はこれからの自分のキャリアにとって、間違いなくとても素晴らしい経験となり成長の糧となります。この様な経験が出来たのは、高校生だった僕にプロとしてのキャリアをスタートさせて下さった滋賀レイクス関係者やブースターの皆様の熱い熱い応援があったからです。新しい場所で、更に成長した姿を見せれるように頑張っていきます」
バスケット・カウント編集部
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