菅田将暉や佐藤健が「初々しい!」 母親層もクギヅケ『平成仮面ライダー』伝説の第1話プレイバック
■さぁ実験を始めようか!『仮面ライダービルド』犬飼貴丈
最後は、犬飼貴丈さんが仮面ライダービルド・桐生戦兎を演じた『仮面ライダービルド』。その第1話を見ていこう。 第1話「ベストマッチな奴ら」(2017年9月3日放送)に、難問とされる東都先端物質学研究所の採用試験で満点を取ったとして中途採用された自称・天才物理学者として登場した戦兎。 “自称”とするのは彼が記憶を失っていたためだ。僅かに残る記憶のなかにいる“コウモリ男”……その手がかりを探し出すため、戦兎は物理学者として研究する一方で、仮面ライダービルドとして謎の怪人未確認生命体スマッシュと戦っている。 またこの1話には、本作のもう一人の重要人物・赤楚衛二さん演じる万丈龍我も登場していた。格闘家であった龍我は、無実の罪を着せられ投獄。その入れられた刑務所では密かに受刑者を使った人体実験がおこなわれており、龍我はそこから逃走し、戦兎と遭遇することとなる。 そして、二人を阻むかのようにストロングスマッシュが現れ、戦兔は「さぁ、実験を始めようか」と仮面ライダービルド ・ラビットタンクフォームに変身。ストロングスマッシュを倒したが、氷室幻徳が率いる特殊部隊も現れ、戦兔は龍我をバイクに乗せ逃走する。 2つの異なるものの組み合わせ“ベストマッチ”がテーマの本作、その第1話はまさに天才物理学者と脱獄犯というまさに異なるもの同士の出会いから始まっていた。 今回は、人気俳優主演の『仮面ライダー』シリーズ第1話を振り返ってみた。いずれもワクワクするような主人公の登場に、今後が気になるような怒涛の幕開けとなっていた。 そしてそのわずか1話からだけでも、のちにスターとなる俳優たちの才能や魅力を感じることができた。今回紹介した作品は現在、Amazon プライムビデオでも視聴可能だ。この機会にぜひチェックしてみてほしい。
海狸こう平