西武・金子侑司が今季限りで現役引退 ライオンズ一筋12年「夢のような楽しい時間でした」 盗塁王2度のスピードスター
西武の金子侑司外野手(34)が1日、今季限りでの現役引退を発表した。 金子は球団を通じて「ファンの方へ少しでも多くベルーナドームでプレーする姿をお見せしたくて、がんばってきましたが、叶えることができず申し訳ない気持ちです。ライオンズで過ごした12年間は夢のような楽しい時間でした。入団してからこれまで、たくさんのご声援ありがとうございました。ファンの皆さんの声援は、これからも一生忘れません」とコメントした。 京都出身の金子は、立命館宇治から立命大をへて2012年度ドラフト3位で西武に入団。2016年に53盗塁、19年に41盗塁で盗塁王に輝いた。 渡辺久信GM兼監督代行は「金子は生涯ライオンズを貫いてくれた選手です。守備は一級品ですし、足もあってファンの皆さんを魅了する華のあるプレーが印象的でした。痺れるファインプレーもあって、チームのためにがんばってくれたと思います」とコメントした。