【池袋グルメ】ターローメンが有名な老舗町中華『新珍味』の裏人気メニュー「肉盛りチャーハン」が旨い理由
さっそく名物「ターローメン」から食べてみます。見た目は「酸辣湯」のようですが、そのとろとろのスープを一口飲んでみると、特に酸っぱくはありません。それよりも旨味が強く、コショウとニンニクのパンチがあって、唐辛子の辛味もじんわり。具材は、白菜、豚肉、タケノコ、ニンジン、キクラゲ。それに溶き卵も。
このとろみ餡、どこまでいってもとろとろなんです。つまり、麺とスープの上に餡をかけているのではなく、スープそのものが餡なのです。だから、ずっとアツアツで、中太麺にその餡がしっかりとからみついていつまでも美味しい。 次に、裏人気メニューの「肉盛りチャーハン」をいただきます。
その名前を裏切ることなく、チャーハンの上に肉がモリモリ! 長ねぎと一緒に甘辛く炒められた厚めの豚肉は、しっとりやわらか。これだけでも非常に美味しいですが、下に控えるチャーハンももちろんイイ。パラパラしていて、お肉が載っている部分は、その肉汁でしっとり。濃い味の肉に対して、チャーハンは塩味控えめなので、その調和がたまりません。 そして、ターローメンとこのチャーハンを両方注文することにより、チャーハンに“ターロー餡”をかけながら食べる、という非常に贅沢な食べ方が可能になります。これが最高に美味しい。
というわけで、『新珍味』では、看板メニュー「ターローメン」と、裏人気メニューの「肉盛りチャーハン」をぜひ一緒に味わってみてください。量が多いと思う人は「半ターローメン」にすれば問題なく食べられると思います。ぜひお試しを。
●SHOP INFO 新珍味 住:東京都豊島区西池袋1-23-4 TEL:03-3985-0734 営:11:30~23:00(金土~23:30、日祝~22:00) 休:無休
撮影・文◎土原亜子