巨人・秋広優人がノーノー阻止、降格後初実戦でチーム唯一安打「結果を出すことが一番」
◆イースタン・リーグ 日本ハム2ー0巨人(25日・函館) 巨人の秋広優人内野手(21)が25日、2軍降格後初の実戦で快音を響かせた。イースタン・日本ハム戦(函館)に「4番・一塁」で先発出場。7回1死で左腕・福田俊の直球を捉えて左中間への二塁打とし、チーム唯一の安打を記録。「結果を出すことが一番だと思う。(打撃の)形は定まってきて、練習でも悪い感じではないので、それを試合でできるように意識している」と振り返った。 【写真】左は殿馬打法、右は神主打法の二刀流で支配下目指す 開幕を2軍で迎えたが5月上旬に昇格。1軍では7試合で打率2割1分1厘と結果を残せず、20日に出場選手登録を抹消。それでも2軍降格に際し、二岡ヘッド兼打撃チーフコーチからは「形は悪くない」と伝えられ、方向性が間違っていないことは再確認できた。 反省点は、相手バッテリーの考えを読み、対策を打つ頭脳面での準備不足。「次は配球だったり、考え方が1軍で結果を残すためには必要。今回は結果も良くなかったですし、当然まだまだです」。技術とともに野球脳も磨き、再昇格を目指す。(小島 和之)
報知新聞社