センバツ高校野球 山梨学院 あす2回戦 攻守調整「試合楽しみ」 名将率いる創志学園と /山梨
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)で連覇を狙う山梨学院は、大会第7日(24日)の第2試合(2回戦、午前11時半開始予定)で創志学園(岡山)と対戦する。22日は午前中、宿舎で創志学園の試合のビデオを見て研究し、午後はグラウンドで練習して調整した。【佐藤薫】 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 20日の1回戦で京都外大西(京都)を破った山梨学院。21、22両日はシートノックのほか、走者を置いて守備練習を重ねた。また投手やピッチングマシンをマウンドより2メートル本塁寄りに配置して、相手投手の速球を想定した打撃練習をした。 創志学園は1回戦で、別海(北海道)を7-0で降した。門馬敬治監督(54)は東海大相模(神奈川)時代に春3回、夏1回の計4回、甲子園で優勝した名将。22年8月に創志学園監督に就任した。 山梨学院の吉田洸二監督(54)は創志学園について「うちの野球と似ている印象がある。守備と走塁がいい。右投げと左投げのいい投手がいるので、どこまで打てるのか心配だ」と警戒した。 また清峰(長崎)の監督だった2006年のセンバツ2回戦で、門馬監督率いる東海大相模と対戦経験があり、「試合が楽しみ」と語った。この時は清峰が延長十四回の接戦を制し、最終的に準優勝した。