金沢で初雪を観測 平年より14日遅く
冬型の気圧配置で石川県内は大気の非常に不安定な状態が続いています。 気象台はきょう午前、金沢市で初雪が観測されたと発表しました。 金沢市では、8日午前8時半過ぎに雨と雪が混ざったみぞれが降り、気象台は初雪を観測したと発表しました。 去年より9日早く、平年より14日遅い観測です。 北陸地方の上空、約5500メートルには、氷点下27度以下の寒気が流れ込み、午前9時時点の各地の最低気温は、▼輪島市三井で0・3度、▼輪島で0・9度、▼白山河内で1・1度、▼珠洲で1・9度などと、3つの観測地点で今シーズン最低を記録しました。 気象台によりますと、石川県内は大気の状態が非常に不安定となっていて、9日午前6時までの24時間に予想される雨の量は加賀で40ミリ、能登で30ミリとなっています。 雨雲が予想よりも発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があり、気象台は8日夕方にかけ、土砂災害に注意・警戒するよう呼びかけています。
北陸放送