家庭でも仕事でもパートナー! 2024年アカデミー賞司会者ジミー・キンメルと妻モリーの理想的な関係
つきあって約3年が経過した2012年8月、ふたりは南アフリカを旅行中に婚約したことを発表。2013年7月にカリフォルニア州オーハイで少人数の結婚式を挙げました。そして、2014年7月に娘のジェーンが、2017年4月には息子のウィリアムが誕生しましたが、ウィリアムには先天性の心疾患がありました。 『People』誌によると、ビリーは生まれてからまもなく3回の異なる手術を受けることに。ジミーはこの経験について2017年の番組収録中に語っており、「子どもが生まれたばかりの母親が経験しうる最低の悪夢の中にあって、ものすごく強くて、冷静で、ポジティブで、愛情深かった」と、モリーを称賛しました。そして、2018年の母の日の投稿では、家族3人の写真を投稿し、こんなキャプションを添えました。 「すべての母親と、特に僕の妻のモリーに、母の日おめでとう―小さな人たちがまとわりついていて、いつもに増して美しいよ」 親として辛い時期を乗り越え、さらに絆を強めたジミーとモリー。仕事の上でも、ともに『ジミー・キンメル・ライブ!』を作ったり、ジミーが司会者を務めた数々の授賞式のプロデュースにモリーが関わったりしてきました。モリーがエグゼクティブ・プロデューサーの一人を務めた2023年と2024年のアカデミー賞授賞式では、ジミーが2年連続で司会を担当し、今年で通算4回目となりました。 ニュース番組『ABCシカゴ』のインタビューで、ビジネスと私生活のバランスについて問われたモリーは、夫が司会者として最も長けている点について、こう答えています。 「同じ部屋にいる人にとって、ハッピーで楽しいお祝いにできること。常に止まらないこと」「ジミーは即興にも強いんです。偶然にうまく対応できるので、彼はテレビの生中継に最適です」 ジミーもまた、こうした特別な―ハプニングが起こりそうな―夜に妻と仕事ができることを喜んでいると語っています。 「正直言うと、何か手違いが起こることを願っています。少し状況が混乱しますから」とジミー。「何もかも完璧に作り込まれていない方がいい。少しゴタゴタしている方がいいんです。少しのリスクがある方がいいし、生中継ですから、そのことを人々に思い出させたいと思います。だから、もし何か起きても―最近ではよく起きていますが―僕には対応する準備はできていると思いますね」
そして、モリーはインタビューをこう締めくくっています。「彼はその部屋にいる人たちのことを心から大切に思っていて、楽しんでもらいたいし、一緒にリラックスしてもらいたいと思っているんです」「それは、自宅にいる人々もリラックスさせ、ワクワクさせるんだと思います」 そのとおり、ですね!
Translation: mayuko akimoto From: Good Housekeeping