韓国の芸能人夫婦、数十万円の美容院代を踏み倒して逃走?計1億円超えの詐欺疑惑まで浮上
韓国のある芸能人夫婦が、美容院で費用を踏み倒して逃走したという疑惑が浮上した。これに続いて、別の詐欺疑惑なども提起され、衝撃を与えている。 【関連】「芸能人夫婦の詐欺師から助けてください」と衝撃暴露も 2日、あるオンラインコミュニティに、ソウル江南(カンナム)区清潭洞(チョンダムドン)で美容院を運営しているという投稿者A氏の書き込みが掲載された。 投稿者A氏は「ある芸能人とその夫、両親・姉・弟などの家族、弁護士など、複数の人から髪を整えてほしいと依頼され、院長がサービスを提供した。その価格は計350万ウォン(約38万円)程度になる。しかし、彼らはこれを支払わず、踏み倒された」とし「この日、支払いを頼んだら、彼らはおかしなことを言っていた。この芸能人の顔を見て気づく人もいるが、活動しなくなってからしばらく経つので、気づかない人もいる。2016~2017年以降、活動をしていない」と被害を明かした。 その後、A氏がこれに対して強硬に対応したところ、この芸能人はお金を支払ったが、彼らは一方的に30%差し引いた金額を送ってきたという。A氏は「割引するつもりはないので、元の金額で送ってほしいと伝えたが、連絡が途絶えた」とし「この芸能人夫婦から詐欺に遭う被害者がこれ以上出ないことを願い、このような事件を共有する」と訴えた。 続いて5日、「芸能人夫婦の詐欺師から助けてください」というタイトルで、この芸能人夫婦に対する新たな暴露が登場した。 この投稿者は最近、この芸能人夫婦が韓国のクラウドファンディングサイト「Wadiz」を通じて、イタリアのブティックと少額で契約できる方法を教えるという内容の広告を出し、第3期までファンディングを進行したが、カリキュラムと講義の内容、広報した詳細ページの内容は、虚偽広告や誇大広告であったと主張した。 投稿者は「そもそも広報したカリキュラムで講義が行われたこともなく、イタリアのブティックに少額で個人が発注することはできず、破格の金額はナンセンスだ。指示通りにNAVERストアに入店しようとしたら永久販売停止処分になり、輸入のチャンネルが完全に封じ込められた受講生もいる」と明らかにした。 続いて「受講生と1:1の相談・面談の名目で投資を提案し、無理な投資事業を行っている。受講生に投資を提案し、自身は一銭も投資せずに、法人の持分だけを持ち逃げしている状態で、様々な詐欺行為を続けている」とし「高級ブランド品を代わりに発注させ、商品をまだ受け取っていない人が多い。抗議したら、『弁済の意向はある』という程度の、法的に回避できる少額のみを入金した後、音信不通になる手法で、受講生を騙している」と訴えた。 また「第1期の受講生がWadiz側に、カリキュラムと異なる点、高級ブランドショップの保証金詐欺に関する訴訟が進行中であることを知らせたが、これを黙認して第2次ファンディングを行い、被害者を増やした」と訴えた。 そして「現在までに推定された被害額は10億ウォン(約1億1,000万円)を超える。これでもまだ被害者が全員ではないので、もっと集まれば被害額はさらに大きくなるだろう」とし「加害者たちが家族の名義で事業や投資詐欺を続け、法の網をくぐり抜けている。巧妙に自分たちが受ける被害を最低限に抑えながら、被害者を欺き、騙し続けている」と怒りを露わにした。 投稿者によると、該当の芸能人夫婦は今回の事件の他にも、2021年に高級ブランドショップの保証金に関する詐欺容疑で裁判を受けた。
イ・ハナ