【あすの天気】東北や日本海側で大雨警戒 関東~九州の太平洋側は猛暑続く
日テレNEWS NNN
20日(金)は、秋田県で線状降水帯が発生して大雨になりました。一方、関東~九州では猛烈な暑さになり、静岡では最高気温39.2℃と9月中旬以降では国内最高気温となりました。21日(土)は、東北や日本海側の地域で大雨に警戒が必要です。一方、太平洋側では引き続き危険な猛暑になるでしょう。 【21日(土)の天気】 秋雨前線が東北~日本海沿岸にのび、台風14号が前線に取り込まれるように近づいてくる見込みです。湿った空気の流れ込みが強まって前線の活動が活発となるため、東北や北陸はさらなる大雨になりそうです。また、前線に近い日本海側の各地で雨が強まり、九州では非常に激しく降る見込みです。 ●予想24時間雨量(21日夕方まで、多いところ) 九州北部 180ミリ 東北、北陸 120ミリ 一方、関東~九州の太平洋側は日差しの届くところが多く、季節外れの猛暑が続く見込みです。最高気温は東京や静岡で36℃と、東京では観測史上最も遅い猛暑日となりそうです。北海道は晴れて、札幌は最高気温18℃とかなり涼しくなるでしょう。 【週間予報】 22日(日)は太平洋側にも雨の範囲が広がり、近畿や四国、東海でも大雨になるおそれがあります。東北や北陸は長期間の大雨になるため、災害の発生の危険度が高まりそうです。 ●予想24時間雨量(21日夕方から22日夕方まで) 近畿、四国 200ミリ 東北、東海、九州北部 150ミリ 北陸 120ミリ 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。23日(月)と24日(火)は晴れ間のでるところが多いですが、25日(水)以降は再び曇りや雨のところが多くなるでしょう。天気にかかわらず、猛烈な暑さはおさまっていきそうです。