国内納車第1号オーナーが語るヒョンデの高性能EV「アイオニック5 N」購入のきっかけ、そして魅力とは?
ヒョンデモビリティジャパンは、8月27日よりハイパフォーマンスEV「アイオニック5 N」の日本市場における納車を開始した。「アイオニック5 N」は、2015 年にローンチしたヒョンデのハイパフォーマンスブランド「N」の初めての EVモデルとして、昨年7月に英国で開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて発表され、今年の6月5日より日本での販売を開始した。「仕事や家族旅行といった普段使いのほか、サーキットでも走れる点に魅力に感じ購入しました」(納車第1号のオーナー、小峰さん) 電動化時代にも変わらない“ドライビングの愉しさ”を追求した「アイオニック5 N」は、ハイパフォーマンスモデルならではの性能や様々な機能が搭載されたモデルで、高性能車愛好家だけでなく日常のドライビングを愉しむなど、日本のすべてのカーユーザーに向けた一台。実際に購入した方の中には、レース経験者はもとより、ファミリー層でも毎日の走りを愉しみたいと考えるひとが多い。 そしてこのたび、ヒョンデ・カスタマーエクスペリエンスセンター横浜にて、第1号の納車を祝うセレモニーが開催された。第1号のオーナーとなった小峰さんは、5月19日に大阪府泉大津市で開催された試乗会に参加。試乗会での体験を通じて「アイオニック5 N」のパフォーマンスに強い印象を受け、購入を決意したとのこと。納車セレモニーの当日は、「アイオニック5 N」購入に至った経緯や、オーナーから見た「アイオニック5 N」の魅力について、小峰さんに語っていただいた。 なぜこの車を選んだのか? 「仕事の営業車として使う、家族と旅行に行くといった普段使いもできるという前提がありつつ、サーキットでも走れる部分に魅力を感じ購入しました。さらに、アイオニック5 Nはセッティングを簡単にカスタマイズできること、また、この値段でここまでのスペックの車は他にないと思い、絶対に購入したいという気持ちがありました」 初めて試乗した際の印象は? 「率直にサーキット仕様だなと感じました。搭載機能のひとつであるドリフトモードなど、サーキットでどこまでも自由に遊びたくなります。感想を一言でまとめると『遊べる車』です。実は、試乗する前にアイオニック5 Nを予約していたのですが、乗り心地と実際の車の色味を確認するため、試乗は2回行いました」 今後期待している特典やプログラムは? 「アイオニック5 Nの様々な機能の理解を深めるため、走行会やオーナー会を企画してもらえたら、ぜひ参加したいです。購入した他のオーナー仲間の皆さんと、トルク配分や走行設定について、どんなセットが良かったのかなどを定期的に情報交換できることを楽しみにしています」 EVレースにもレーサーとして参加しているという小峰さんは、9月28日に富士スピードウェイで開催される予定のEV-GP第5戦に、アイオニック5 Nでの参戦を表明。 「今回のレースにはアイオニック5 Nが3台出るという話を聞いているので、その中で1番になりたいです。さらに、富士は他の車でも走ったことがあるサーキットなので、これまでのベストタイムを目指せるよう頑張ります」 今回のレースでの必勝法について小峰さんは、「モーター、温度、バッテリーの持ちなどを計算してアクセル・ブレーキを踏まなければならないので、その駆け引きがEVレースの魅力だと感じています。アイオニック5で出場した筑波(サーキット)でのレースでは、最初からアクセル全開で行けたのではないかという反省も残ったので、今回の富士のレースでは最初からアクセル全開で、ゴールまで走り抜けたいと思います」と語る。 また、今回のレースにおいて鍵になるNモードについてはこのように語った。「期待はあります。ただ、どの設定がベストというノウハウが今はまだないので、逆にヒョンデの方に色々と教えて欲しいです。レースに出場する他のアイオニック5 Nレーサーの方々とも、コミュニケーションをとった上で挑みたいです」 一方、アイオニック5 Nで家族と一緒にどこへ行きたいかを聞かれた小峰さんは、「納車後はキャンプに行きたいです。実は、まだアイオニック5ではV2L機能を試したことがないので、自然豊かなところを訪れキャンプアクティビティを楽しみたいと考えています。あと、ドライブにも行きたいです。高速道路を走行している時、加速すると息子がとても喜ぶので、アイオニック5 Nならではの走りにも期待しているので、特別な空間で特別な時間を過ごすことが楽しみです」とコメント。 最後に、アイオニック5 Nの購入を検討している方へ、小峰さんからメッセージをいただいた。 「悩む必要はきっとないと思います。絶対に、後悔はしない。エコモードで、生活に合わせた走行も出来るし、Nモードでサーキット走行を楽しむことも可能になった車は、中々ないと思っています。アイオニック5 Nの特別な空間で、特別な時間を過ごせることを僕自身も楽しみにしています」
MotorFan編集部