「バスを待ち構え…」 日本人3選手が所属するNECナイメヘン、リーグ戦5試合勝ち無しでファンが指揮官の解任を要求。
日本人3選手を擁するNECナイメヘンは現地時間22日、エールディビジ第17節でヴィレムIIと対戦し、1-4で敗れた。この敗戦でリーグ戦5試合勝ちなしとなったことを受け、ファンがロジェール・マイェル監督の解任を求めたようだ。オランダメディア『NOS』が、報じている。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 12位NECは、11位ヴィレムIIと敵地で対戦。小川航基は1トップの位置で、佐野航大はダブルボランチの一角で先発入りした。また、塩貝健人はベンチスタートとなった。NECは20分にオウンゴールで失点を許したが、24分に小川がリーグ戦4試合ぶりとなる6ゴール目を決め、同点に追いつく。それでも、33分にネットを揺らされ、1点ビハインドで後半へ。反撃に出たいNECだったが、63分と86分に失点を喫し、1-4と大敗。年内最終戦を良い形で締めくくることはできなかった。なお、小川はフル出場を果たし、佐野は64分までプレー。塩貝は、後半アディショナルタイムからピッチに立った。 同メディアは「NECが今季10敗目、サポーターがマイェル監督の解任を求める」と題した記事を掲載し、「数百人のNECファンが、デ・ゴッフェルト・スタジアムで選手たちのバスを待ち構え、ロジェール・マイェル監督の解任を求める声をあげた。選手とテクニカルスタッフはすぐに安全なところへと逃げ込み、ウィルコ・ファン・シャイクGM(ゼネラルマネージャー)とカルロス・アールバースTD(テクニカルディレクター)が、ファンの行動に対応した」と報じている。 また、オランダ紙『デ・ゲルダーランダー』によれば、マイェル監督が続投するかを検討する会議が、23日の午前中に開かれる予定だという。この試合後、マイェル監督は「敗戦には失望しているし、あとはクラブ次第だ」と自身の進退問題に言及しているが、果たしてNECは監督交代に踏み切るのだろうか。
フットボールチャンネル編集部