母の言葉「魂で踊りなさい」振付師・ダンサー國友祐一郎さんが母校で講演【高知・四万十市】
高知さんさんテレビ
バレエの次はダンスです。振付師やダンサーとして国内外で活躍する國友裕一郎さんが四万十市の母校で後輩たちによさこいへの熱い思いを語りました。 迫力のあるダンスに釘付けの生徒たち。10月22日、母校の中村中学・高等学校を訪れた國友裕一郎さんは振付師やダンサーとして国内外で活躍しています。 國友裕一郎さん: 「今ダンスの活動をやっている理由というのは、自分が関わらせてもらう方々がちょっとでもこういう経験、僕がいただいたような経験をしてもらいたいなって思うんです」 後輩たちを前によさこいの先駆者として知られる母・須賀さんとの思い出や「生きる力」について力強く語りました。 國友裕一郎さん講演: 「羽を背中に付けた母親がよさこい祭の時に地方車の上でこんなポーズしてですね。踊っている姿を見て僕『あれはママじゃない』って泣きながら帰ったこともあったんです」 よさこいの振付師としても活動している國友さんですが、原点は高校卒業の春。母親に誘われてホノルルフェスティバルでよさこいのパレードに参加した時です。 國友裕一郎さん講演: 「パレード1キロ、セントラルグループというチームの踊りは激しいんです。踊りながら、2回ぐらい踊った時に手をあげて、もう僕限界ですってやろうと思った。もういかんもういかんって手をあげたんです。そうしたら母親が先頭からだーっと走ってきて、私たちを集めて円を作るんです。その時に何を言ったかというと、『私たちはね。よさこいを通じて高知から愛をシェアするためにやって来たんよ魂で踊りなさい』。その背中を見た時にあまりにもさっそうとしていてかっこよかった」 高校時代はテニスにのめり込んでいた國友さんにとって、よさこいとの衝撃的な“出会い”でした。 高校生: Qこれからどんな高校生活送りたい?「魂で生きたいと思います」 Qちなみに今何年生?「2年です」 高校生: 「ずっと見ていた先生だったので、会えて光栄だったし、感動しました。これから頑張りたいと思います」 先輩の熱い言葉を受け取った生徒たち。これからの人生を生きる大きな力になったようです。
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