「セクシー業界の“ヤバいマネージャーの実態”」を暴露。現場トラブルを無視する事務所も
元セクシー女優でフリーライターの「たかなし亜妖」がお届けする連載コラム。2016年に「ほかにやることがなかったから」という理由でセクシー女優デビュー。女優生活2年半が経過したところで引退を決意し、現在は同人作品やセクシービデオの脚本など、あらゆる方面で活躍中。 ⇒【写真】元セクシー女優で、現在はフリーライターの「たかなし亜妖」
セクシー業界にいる「ヤバいマネージャー」の実態
芸能プロダクションと、そこで働くマネージャーと聞けば、「なんか芸能とかすごい!」と思う人もいるだろう。私もセクシー女優になり、業界人との出会いが増える前は、彼らに「すごい人」と羨望の眼差しを向けていたのである。 しかし、プロダクションもマネージャーも「すごい人」とは程遠いレベルの“ヤバい事務所”と“やばいマネージャー”が多いのも事実。とても社会に通用しないようなやり方をする裏方の人々は、セクシー業界にも芸能界にもはびこっている。 プロダクションやマネージャーを批判したら失礼なんだろうけど、実際にダメな行為はダメでしかないんだから仕方ない。俗に言う“仕事ができない”人々が引き起こす、演者に大迷惑をかける困ったエピソードを紹介していこう。
スケジュールの伝え間違いで大騒ぎに
予定日、入り時間、その日の香盤、台本、内容、このすべてを確認したうえで、マネージャーは正しい情報を演者へ流す。これは基本中の基本で、現場は遅刻厳禁だから時間の伝え間違いさえ許されない。「人間だから少しのミスくらいはしょうがないよ」が通用しないのが、この世界の厳しさだ。 私はかの昔、地方での泊まりの撮影日程を間違えられたことがある。いきなり「明日、〇時集合だからよろしくね」と言われ、「え?撮影日明後日じゃなかったですか?」というやり取りからミスが発覚。 直前すぎる変更に、ペットを飼うたかなし亜妖は大慌て。急いでペットホテルに日程変更の連絡を入れ、慌てながら荷造り開始。なんとかすべてを間に合わせたが、マネージャーからの謝罪はなく、気まずかったのか当日の入れ込み(現場入りの同行のこと)さえ来なかった。 メーカーさんも「あれ、マネージャーさん入れ込みこないの?」と不思議がる始末。一応メンツがあるから黙っていたが、彼の不手際やその後の対応には呆れ果てた。普通に考えて有り得ないので、今思い出しても腹が立ってしまう。