【NFL】QBワトソンの状況には「少し経ってから」対処するとブラウンズGMベリー
たとえベリーGMに今すぐ振り返るつもりがなかったとしても、すでに多くの人々が振り返っており、その評価は厳しいものとなっている。ワトソンの契約について最終的に決断を下した人物が誰なのかは分からないが、現時点では、ベリーGMとオーナーの両方が責任を負っている状態だ。
ベリーGMは「常に言っていることだが、全員が賛成していたと言っておく。全員が賛成していたし、そういう点で大きな決断をする場合は当然、常にそうなるものだ」と語った。
今後の方針について、ブラウンズがどのような展開を見せるのかを予想するのは難しい。
ベリーGMとヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーはブラウンズが1999年にエクスパンションチームとしてリーグに復帰して以来、最も大きな安定性をもたらしてきた。ステファンスキーHCは年間最優秀コーチに2度選ばれており、プレーオフでの3試合で1勝2敗の成績を収め、クオーターバックの変更が頻繁にあったにもかかわらず、チームを比較的安定した状態に保ってきた。
そうした功績にもかかわらず、残りの8試合は重大な意味を持っている。ブラウンズがこのまま重い足取りで暗黒のオフシーズンに向かっていけば、コーチングスタッフやフロントオフィスに変更が加えられる可能性は十分にあると言えよう。
プレーオフ進出の希望はほぼ絶たれているが、ブラウンズにはまだやるべき仕事がある。
ベリーGMは「明らかに失望している。十分なプレーができていない」と述べ、こう続けた。
「シーズンを通して一貫した結果や勝利を得るために必要なことができていない。組織内部にとっても、ファンにとっても残念な結果であり、私たちは全員でこの結果を受け止めている。選手やコーチだけではない。私自身や人事スタッフ、調査グループもだ。今週は、レギュラーシーズン最後の8週間で質の高いフットボールをプレーするために、自分たちでコントロールできることに集中するつもりだ。これまでそれをやってこなかったからだ」