カブス鈴木誠也、渡米後初の2戦連続「4番・DH」も全4打席で走者を置いて凡退
◆米大リーグ カブス2―5メッツ(23日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド) カブスの鈴木誠也外野手は、「4番・DH」で先発。4打数無安打1三振で、打率は2割6分4厘となった。鈴木は0―4で迎えた6回2死一、二塁のチャンスで中飛に倒れるなど、走者を置いて4打席に凡退。渡米後初めて2試合連続DHで先発したが、快音を残せず、チームは2―4で敗れた。 4打席全て走者を置いて、待望の一打が出なかった。相手先発セベリーノとは初対決。初回2死一塁の第1打席はスイーパーに釘付けにされ、見逃し三振。4回1死一塁の第2打席は、外角のスイーパーを引っ掛けて遊ゴロ。6回2死一、二塁の第3打席は、セベリーノの102球目、96マイルのシンカーに中飛に倒れた。 2―5で迎えた8回2死二塁の第4打席は、相手3番手右腕のギャレットと対戦し、内角のシンカーで右飛。走者を置いて全4打席が巡ってきたが、強い当たりがでなかった。 同シリーズ初戦で左脇腹に死球を受けた影響もあり、鈴木は、前日に引き続きDHで先発。2試合連続DHは、渡米後、初となった。過去2年のDHでの先発起用は6試合あり、打率1割6分。カウンセル監督が就任した今季はこれまで13試合にDH起用され、打率3割2分、2本塁打と結果を出していたが、この日は結果が出なかった。
報知新聞社