引っ越しの「退去費用」が3万円かかるようです。自分で掃除もしたし敷金も払っているのに追加で支払いが必要なのでしょうか?
退去費用は敷金から差し引かれる
通常、清掃代などの退去費用は、入居時に支払った敷金から差し引かれます。例えば、敷金が7万円で退去費用が5万円の場合、退去時には残りの2万円が返還されます。 ただし、「敷金0円」の物件を選んでいる場合は、退去費用を全額で負担する必要があるため注意が必要です。 入居期間が長く、敷金の支払いについて覚えていない場合は、契約書を確認したり、管理会社に問い合わせたりして、退去前に確認しておくとよいでしょう。 ■清掃代などが敷金を上回る場合は追加請求される 清掃代などの退去費用が敷金を超える場合には、不足分が追加で請求されることがあります。例えば、敷金が7万円で退去費用が10万円の場合、残りの3万円を追加で支払う必要があります。 設備の破損などで退去費用が高くなる可能性がある場合や、敷金が少ない場合は、追加請求に備えて準備しておくと、支払いがスムーズに進むでしょう。
退去時には、敷金と退去費用の内訳や差額を確認しましょう!
賃貸物件を退去する際には、清掃代などの退去費用が発生する可能性があります。 事前に契約書を見直し、清掃代に関する特約が含まれていないか確認しておくことが大切です。また、清掃代の負担がある場合は、敷金の有無やその金額も確認しておくことをおすすめします。 退去時の費用は、次の物件の入居費用や引っ越し費用などに影響を及ぼす可能性があるため、早めに確認しましょう。 出典 国土交通省 「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部