群馬県・下仁田町長選が告示 現職と新人による一騎打ち
任期満了に伴う群馬県下仁田町の町長選は19日に告示され、現職と新人の2人が立候補し一騎打ちの選挙戦に突入しました。 下仁田町長選に立候補したのは、届け出順に新人で元町議会議員の岩崎正春さん(74)と、3選を目指す現職の原秀男さん(71)のいずれも無所属の2人です。 町長選が選挙戦となるのは8年ぶりで、現職と新人による一騎打ちとなりました。 岩崎さんは午前9時、地元の青倉地区で出陣式に臨みました。 AIやデジタル技術を活用した行政効率化と住民サービスの向上、役場職員が働きやすい職場づくりなどを公約としています。 21年間の町議の経験と実績を前面に押し出しながら、SNSも活用するなどして、現職の批判票や若い有権者の取り込みも狙います。 原さんも西野牧の自宅で出陣式に臨みました。 3選を目指す原さんは、ネギやコンニャクに代表される町の基幹産業である農業の振興や、山間部の防災・減災対策などを公約としています。 小中学校の学校給食費無償化や、下仁田厚生病院の経営改善など2期8年の実績を掲げ、「更なる前進を図る」と訴え町政の継続を目指します。 一方、同時に告示された欠員1の町議補選は、無所属・新人の堀越健介さん以外に届け出はなく、堀越さんの無投票当選が決まりました。 町長選の投票は、今月24日に、午前7時から午後6時まで町内15カ所で行われ、即日開票されます。 18日現在の選挙人名簿登録者数は男女合わせて5759人です。