エキティケだけじゃない ウズン、チャイビ、アメンダ、バホヤら若手の逸材を次々と見つけるフランクフルトの発掘力
開幕から若手が躍動中
先日行われたボーフム戦に7-2のスコアで大勝し、ブンデスリーガ3位につけるフランクフルト。2トップのオマル・マルムシュ&ウーゴ・エキティケに注目が集まりがちだが、他にも注目すべきポイントがある。 その1つが『躍動する若手たち』だ。エキティケも22歳と若い選手だが、今のフランクフルトは若手の奮闘が目立っている。 今夏ニュルンベルクから獲得したトルコ代表MFジャン・ウズン(18)、今年の冬にアンジェから獲得したU-20フランス代表FWジャン・マテオ・バホヤ(19)、今夏にヤングボーイズから合流したスイスの197cm大型DFオーレル・アメンダ(21)、今冬にニュルンベルクから獲得したU-21ドイツ代表DFナサニエル・ブラウン(21)、アルジェリア代表MFファレス・チャイビ(21)、昨夏にフラメンゴから獲得したU-20ブラジル代表GKカウアイ・サントス(21)も序盤から出番を与えられている。 20歳のスウェーデン代表MFウーゴ・ラーション、FWアンスガー・クナウフ(22)も主力で、独『Bild』はフランクフルトのスカウティング力を高く評価している。 クナウフはドルトムントから加入した選手だが、同じドルトムントのセカンドチームから加わった20歳の大型DFナムディ・コリンズも見逃せない。フランクフルトは僅か100万ユーロで同選手を引き抜いているが、同メディアは「ドルトムントは才能を手放してしまったかもしれない」とコリンズについて触れており、フランクフルトのスカウティング力と育成力はもっと評価されるべきなのかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部