アドインテとウエルシアがリテールメディアで業務委託契約、新たな広告メニュー開発
流通小売DX支援やリテールメディア(小売り広告)開発・運用のアドインテと、ドラッグチェーン最大手格のウエルシアホールディングスは、リテールメディア事業で業務委託契約を締結したと11月28日に発表した。会員データやID-POS(販売時点情報管理)データを駆使して、ウエルシアアプリや外部メディア配信で新たな広告メニューを共同開発する。
アドインテのリテールメディア開発、運用ノウハウと技術、ウエルシアの全国店舗網と強固な顧客基盤を駆使する。会員データやID-POSデータを分析し、Googleや各SNSなど外部メディアと連携して、購買行動に合わせたデータドリブン(駆動)なデジタル広告ソリューションの提供からリアル店舗での購買検証まで提供可能になる。
自社アプリを活用した広告配信メニューも順次提供する。両社は更なる広告メニューの充実とサービスの強化で継続的に協力し、ユーザー体験向上を目的としたリテールメディア開発でサービス強化を進める。ブランドメーカーのマーケティング活動でもファーストパーティデータ(自社顧客データ)を活用した精度の高い広告配信の実現を目指す。