楽天グループの1-3月期は営業赤字332億円、モバイル「早期に契約数800万-1000万回線」(三木谷会長)
楽天グループが14日発表した2024年1―3月期連結決算(国際会計基準)は、営業損益が332億円の赤字(前年同期は761億円の赤字)となった。携帯通信事業のセグメント損益が719億円の赤字(同1026億円の赤字)だった。 【表】楽天グループの決算詳細 自社の携帯通信回線を用いたMNO契約数は家族割の導入などが寄与し、13日時点で680万回線、1―3月期の純増数は42万6000回線。1―3月期のARPU(利用者1人当たりの平均月間収入)は前年同期比7円増の1967円。三木谷浩史会長兼社長は「付加価値のあるサービスを加え、早期に契約数を800万―1000万回線、ARPUを2500―3000円にする」と述べた。 24年12月期連結業績予想は、証券サービスを除く連結売上高で2ケタ成長を目指すとした。