犬が食べにくい食器はどんなアイテム? 犬の”早食い防止食器”の使い方と注意点
早食いをする犬に対して効果的だといわれている、犬の早食い防止食器というグッズをみかけたことはありますか? 【写真】早食い防止食器でごはんを食べようとする犬 今回は「犬の早食い防止食器の使い方と注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬が早食いをするとどんな危険がある?
犬の早食いとは食べ物を咀嚼したり顔を食器から離すことなくガツガツと一気に完食することをいい、食欲旺盛で食事に執着する性質のコは早食いをする傾向があります。 犬が早食いをして一気にご飯を食べると空気を飲み込みすぎて胃がびっくりして嘔吐をしてしまう、喉や食道に食べ物を詰まらせてしまうといったリスクがあるため注意が必要です。
犬の早食いを改善させる方法は?
犬が早食いをする場合、早食い防止食器や知育トイを使用したり、フードを水に浮かべて食べにくくする方法があります。 また、同居犬がいて早食いがみられる場合は、食事をする場所を分けるなどの工夫をするとよいでしょう。
犬の早食い防止食器とはどんなアイテム?
犬の早食い防止食器は、お皿の中に突起があるなど複雑な構造になっていることで早食いを防止するためのものです。 犬に早食い防止食器を使って食事を与えることで食べるスピードを落とすことができ、食事への満足感が増したり早食い後の嘔吐などによる胃への負担を減らすことができます。
食べにくい食器を使うことが犬のストレスにならないの?
早食い防止食器を使うことに対して、「犬にとってごはんが食べにくいことがストレスにならないの? 」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、犬にとって食事の食べにくさよりも食べていることの満足感の方が勝っていると考えられます。
犬の早食い防止食器を使うときの注意点
犬に早食い防止食器を使って食事を与えるとき、食べている最中に食器が滑ってしまう場合は滑り止めのマットを敷いてあげてください。 また、早食い防止食器はデコボコしていたり溝がたくさんあるため、通常のお皿よりも洗いにくいので食器をしっかり洗って清潔に保ちましょう。 「うちの犬はガツガツごはんを食べる! 」という方は参考にしてくださいね。 (監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生) 取材・文/maki ※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです ※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
いぬのきもちWeb編集室