スミス・ロウら“ヘイルエンド組”のアーセナル退団にサカが心境告白 「少し寂しい……兄貴のような存在だった」
「今年のプレミアリーグで輝くことは間違いない」
イングランド代表FWブカヨ・サカ(23)は今夏クラブを去ったヘイルエンドと呼ばれるアーセナルのアカデミー出身の仲間への思いを語った。 [動画]CLリーグフェーズ第1節 アタランタVSアーセナルのハイライト 悲願のプレミアリーグタイトルを目指すアルテタ・アーセナルは今夏、リッカルド・カラフィオーリ、ミケル・メリーノ、ラヒーム・スターリングらを獲得した。 その一方で、新天地を求める選手たちもおり、今夏はアカデミー出身の選手らが多く退団した。エミール・スミス・ロウ(24)フラムへ完全移籍を果たし、エディ・エンケティア(25)はクリスタル・パレスへ完全移籍をする形となった。またレンタル移籍ではあるが、同じくアカデミー出身のリース・ネルソン(24)も今夏フラムへ渡った。 そんななか、彼らを昔から知るサカには特別な感情があったようだ。ポッドキャスト『Men in Blazers』にてヘイルエンド出身の選手らの移籍について聞かれ、次のように答えている。 「そうだね、正直に言うと。彼らがいなくて少し寂しかったよ。私がトップチームに入ってから、彼らは私を歓迎してくれたりして、ある意味、兄貴のような存在だった。だから、確かに彼ら全員が去っていくことは辛かった。でも同時に彼ら3人は非常に優れた能力を備えたトップクラスの選手であり、今年のプレミアリーグで輝くことは間違いないので、彼らのことを本当に嬉しく思っている」 昔から知る戦友の退団に悲しさを感じながらも、最後にはエールを送ったサカ。エンケティアはカラバオカップ3回戦で移籍後初ゴールを決めており、スミス・ロウはリーグ戦4試合で1ゴール1アシスト、そしてネルソンもカラバオカップ3回戦で得点を決め、新天地で躍動している。 活躍の場所はそれぞれ変わってしまったが、新天地での挑戦を決断したヘイルエンド組の今後からも目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部