竹内力効果 「猿の惑星」吹き替え版が好評 「猿っぽく言うか、人間ぽくセリフ言うかで悩んだ」Vシネの帝王の貫禄見せつける
ヒット中の映画「猿の惑星/キングダム」日本語版で声優をつとめた俳優・竹内力(60)が15日、東京・TOHOシネマズ日比谷で公開記念舞台あいさつを行った。 竹内が演じたのは、猿が支配する王国(キングダム)を築こうとする喜怒哀楽の激しい独裁者、プロキシマス・シーザー役。壇上では、いきなり演じた猿の芝居をすごい形相と、ドスの効いた声で再現してみせ、場内を圧倒した。「セリフを猿っぽくしゃべればいいのか。人間っぽく言えば良いのか、かなり悩んだ」と明かし、「見た人はやっぱりみんな、リアルなお猿さんにびっくりしてるね」と満足げ。 Vシネの帝王の効果は大きい様子。「普通の洋画は字幕と吹き替えが8対2ぐらい。それが今回、50%とすごいらしい。オレにおひねり出る? 続編もあるんじゃねえか」と劇中の登場人物(猿)と同じくらいの迫力と存在感を出していた。
報知新聞社