【毎日王冠見どころ】GI奪取へ向けて虎視眈々ヨーホーレイクの連勝に期待
2度の長期ブランクがあるヨーホーレイクだが、ホープフルSや皐月賞、そして日本ダービーで堅実に走っていたように元々、ポテンシャルは高かった。サラブレッドには致命傷と言われる屈腱炎からカムバック後も活躍して前走は鳴尾記念を勝利。6歳とは言え、まだまだ馬体は若く連勝が狙える。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 【写真】ヨーホーレイクこれまでの軌跡 ■10/6(日) 毎日王冠(3歳上・GII・東京芝1800m) 目の外傷で7か月半ぶりのレースとなった日経新春杯を勝利して、実力のあるところを見せたヨーホーレイク(牡6、栗東・友道康夫厩舎)。その後は屈腱炎に悩まされて約2年の長期の休養に入らざるを得なかったが、復帰戦となった金鯱賞で3着、次走の新潟大賞典でも3着、そして前走の鳴尾記念で重賞2勝目を飾り、地力上位を示した。2、3歳時のGIでも好走しているように高性能の持ち主。秋の大舞台で勲章を取るべく、復帰戦を飾る。鞍上は岩田望来騎手。 昨年のオールカマーではGI・3勝を挙げていた実力馬タイトルホルダーを負かしたローシャムパーク(牡5、美浦・田中博康厩舎)。ここ2戦は大阪杯、宝塚記念という大舞台で見せ場十分と着実に地力強化。東京の1800mでは2勝をマークしているように条件も好転して勝ち負けは必至だ。鞍上は戸崎圭太騎手。 その他、初の古馬相手でもスプリングSの勝利が衝撃的だったシックスペンス(牡3、美浦・国枝栄厩舎)、夏の函館で2連勝と充実しているホウオウビスケッツ(牡4、美浦・奥村武厩舎)、昨年の毎日王冠を勝ったエルトンバローズ(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)、日本ダービーこそ大敗も東京で3勝をマークしているダノンエアズロック(牡3、美浦・堀宣行厩舎)、潜在能力の高いトップナイフ(牡4、栗東・昆貢厩舎)が秋の府中のターフを駆け巡る。発走は15時45分。