【ホープフルS】GI制覇へ!クロワデュノールはイクイノックス級なのか!?真価問われる
朝日杯FSと並び、2歳GⅠとして行われているホープフルSの開催が間もなくに迫ってきた。 【予想配信】2歳中距離王者決定戦「ホープフルS」をガチ予想!キャプテン渡辺の自腹で目指せ100万円! かつての出世レース、ラジオNIKKEI杯2歳Sにルーツを持つレースだが、2017年にGⅠとしてなってからも勝ち馬が後に大成するという傾向が続いている。 GⅠに昇格して以来、ホープフルSを勝利した馬で後にGⅠを制したのはサートゥルナーリア、コントレイル、そして先日の有馬記念を制したレガレイラの3頭。 他にもダノンザキッド、ドゥラエレーデがGⅠで上位に食い込む激走を見せるなど、出世レースの名に恥じない成績を残している。 わずか7年でこれだけ活躍馬が現れている正真正銘の出世レースとなったホープフルS。それだけに今年も未来のスターが現れることを期待したい。 そんな今年のホープフルS。主役と目されているのはクロワデュノールだ。 イクイノックス、ソールオリエンスと毎年のように活躍馬を輩出しているトップサイアー、キタサンブラックを父に持ち、母は英オークスで2着に入ったライジングクロスという血統背景を持ち、デビュー前から関係者の間では話題になるほどの素質馬だった。 6月のデビュー戦ではこれまた評判馬のアルレッキーノとの対戦となったが、逃げるアルレッキーノを追いかけながら直線では上がり3ハロン33秒8という素晴らしい切れ味を発揮して快勝し、キタサンブラック産駒の大物として一気に注目されることになった。 そんなクロワデュノールが実力を発揮したのが前走の東京スポーツ杯2歳S。 5ヵ月ぶりの実戦で24キロも馬体を増やしてきたが、その馬体は筋骨隆々でむしろ美しさを感じさせるほどの好馬体に成長していた。 実戦でも好位から先行して流れに乗ると、直線では上がり3ハロン33秒3の切れ味を発揮して完勝。無傷の2連勝で重賞ウィナーの仲間入りを果たした。 新馬、そして東京スポーツ杯2歳Sを連勝してホープフルSに挑む馬と言えば、無敗の三冠馬・コントレイルと全く同じローテーション。 青鹿毛の立派な馬体は同じ父を持つイクイノックスをも連想させるまさに未来のスターホース。初のGⅠでどんな走りを見せるか、そしてその先にはどんな未来が待っているかが早くも楽しみになる存在だ。