巨人・戸郷翔征、7回1失点 疲労が蓄積する夏場の戦いに体調管理を徹底してエースの仕事
(セ・リーグ、巨人-広島、10回戦、28日、東京D)首位・広島3連戦の初戦のマウンドに巨人・戸郷が上がった。 「前回いい投球ができなかったので、その反省を踏まえてできれば」 前回21日のヤクルト戦(東京ドーム)では6回3失点で4敗目。疲労が蓄積してくる夏場での戦いに向け、糖質系を多く摂取するなど、体調管理を徹底して調整した。 登板前日の27日には「今年は小園に打たれている。得点圏の打率も高いですし、いいバッティングをしているので明日は4打席、抑えられればいい」と試合前までで打率・667(9打数6安打)と打ち込まれている同級生のへの警戒感を強めた。 この日は、苦手意識のある4番・小園との対戦では、四回の第2打席まで無安打。五回に堂林に先制のソロこそ被弾したが、言葉通り、4番に座る左打者に仕事をさせなかった。 この日は、Netflix提供の『Ultraman Rising』ナイターとして開催。開幕投手も務めた24歳は「小さい頃はたまにアニメで見ていた」と回想。一番印象に残っているフレーズには「シュワッチでしょ」とウルトラマンの掛け声を挙げた。 ウルトラマンといえば、クライマックスで登場し、怪獣や宇宙人と戦うヒーロー。背番号20は、クライマックスでなく、オープニングから登場して、先発としての役割をしっかりと果たした。(樋口航)