大阪府松井知事が定例会見9月6日(全文2完)「自民党もようそんなこと言うな」
自民党などが、阪南市長選での維新の相乗りはなんなの、と言っていることについて
朝日新聞:先ほどの相手の陣営の相乗りの件なんですけれども、自民党の方なんかに言わせると、自民党は推薦を出してる〓****00:35:55〓共産党とかっていうのは別に陣営に入っているわけじゃなくて、自主的に支援しているのであって、別に協力してるとか、まとまってるとか、肩組んでるとか、そういうわけではないから、その批判は当たらないというふうにおっしゃっている人もいるんですけれども、その辺はどうですか。 松井:社民党推薦出してるけど。共産党と社民党とほぼ同じ、なんて言うかな、どちらかというたら共産党と社民党は、党は違うけど、同じような政治信条、理念、なんじゃないの。社民党とは組むねんなと。ね、自民党の皆さん。共産党は推薦出してない、陰に隠れてやってるだけやから、それは見て見ぬふりで。社民党は堂々と推薦出していく、民進党も出してるけど、それはよしとすると。もうつじつまはまったく合わないね。うん。だからそういうことをもう苦し紛れに言ってる自民党が、僕はもうかわいそうになんねん、もう不思議。だから今度、それ言うたら社民党出してるけどどうなんですかって言って、それをヤブキくんは向こうに聞かな。うん。 朝日新聞:あともう1点なんですけど、やはり向こうの陣営の方がよく言われるのは、阪南市長選で維新は相乗りしてたように見えたけれど、あれはどうなんでしょうか。 松井:阪南市長選は共産党とはまったく協議、そういう形をつくってはいません。僕もそれはあらためて、阪南市長選のときに土井議員にも尋ねたし、共産党がもうどうのこうの出てくるようじゃあ、われわれは一切一緒にできないよと。候補者にも聞きました。候補者も頼んでないと。 共産党、あのときは、認定こども園、1軒にするのは絶対反対と。それだけでしがみついてきたという話です。しがみついてきて無理やり入ってくるもんと、主体的にチームを組んでるのとはまったく違います。第一、今回とほんなら何が違うかって、おたくたち、社民党入ってるやんかっていう話。民進党も入ってるでしょうと。自民党もようそんなこと言うなと思うな。 朝日新聞:自民党の言い分としても、別に共産党とそういう協議してるわけではなくて、向こうが勝手に入ってきたという話。 松井:いや、向こうが勝手にって、共産党が、僕らが見てて共産党は中心じゃないですか、ほぼ。一番やってますよ。そらもう皆さんも取材してたら分かるはずやけど。一番頑張ってる。一番頑張ってる共産党に自民党が引っ付いたという、そっちがたぶん正しい理解だと思いますね。 司会:ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。それではこれで〓***********00:39:00〓。ありがとうございました。 (完)【連載】大阪府・松井一郎知事が定例会見2017年9月6日