大阪府松井知事が定例会見9月6日(全文2完)「自民党もようそんなこと言うな」
堺市長選について
司会:それでは政務に関するご質問をお願いいたします。 朝日新聞:堺市長選について伺いたいんですけれども、きのうのパーティーで共産党が竹山さんを支援して、各党が相乗りをしているということを、〓今朝 00:28:00〓批判をされてましたけれども、あらためてこのことについて都構想という1点でつながっていると思われるのか、それとも各党、ほかにそれぞれ思惑があるのか。その〓身分 00:28:13〓という点以外にも、どういった思惑があるのかっていうふうに思ってらっしゃいますでしょうか。 松井:いや、もうわれわれが一番嫌われてるのは、やっぱり身分を変えているというとこだろうと思います。いや、それは以前と比べて、自民党と共産党が組むことはなかったわけで、それが現実、起こっているというのはなんなのと。都構想というのは制度の話ですから。役所の仕組みの話。それは仕組みが変わることによって影響を及ぼされるのはやっぱり議員の身分ですよ。そこはやっぱりこの大阪で8年間やってきて、やっぱりすごくもう分かりやすいというか、そういうところは表に出せたかなと思いますね。 なかなかみんないろいろ言うけど、結局、議員年金もそう。地方議会の年金を復活させるというのは、要は身分をとにかく守るという話なんでね。もうあれ、よく僕が分からんのはもう議員のそういう身分保障が良くならないといい人、出てこないというけど、これはほんまかなと。本当にそうでしょうかっていうのがね、僕は。だってみんな選挙出るときは身分のことなんか誰も言いませんよ。住民の皆さんの教育、福祉、まちづくり、これを良くしたいと。そのためにはみんな、死に物狂いで働きますって言いながら、もっとなったらやっぱりどこの議会も今の自分たちの身分がこうだということは誰も、大阪でわれわれ以外が、そのことをあからさまに有権者に見せてる政党は、もうわれわれ以外ではないんで。共産党も満額給料もらってますよ。 だから都構想ということを言い訳にして主義、主張、政策もばらばらな自共民って組むけど、結局やっぱり身分なんかなと。残念で仕方がないとは思いますね。大したことないのにね。 朝日新聞:その一方で国路線では自民と民進が別々の〓方向を掲げて 00:31:02〓というので、ちょっとねじれている部分もあるかなと思うんですけれども、これって陣営に対してどういう影響を与えそうだという印象が。 松井:陣営に対して影響っていうか、あ、向こうの陣営? 朝日新聞:向こうです。 松井:ああ。それはだから政策まったく違うのになんで一緒に、市長は一緒に選べるのということですよ。だからやっぱり議員になりたいっていう、そこの目的に、選挙になればきれい事言ってるけど、やっぱりもう議員のバッジの報酬を含めた全ての身分がやっぱり魅力的なんだろうなと、そう思います。 司会 :ほかにございませんでしょうか。