渋野日向子「マツケンサンバ」勝みなみと踊るも「歩きながらだったから」足の振り付けできず後悔
<米女子ゴルフツアー:ダウ選手権>◇第3日◇29日◇米ミシガン州ミッドランドCC(6277ヤード、パー70) 【写真】渋野日向子、カンパ~イ!勝みなみと決勝R決起集会 ツアー唯一のチーム(ダブルス)戦となるダウ選手権はペアが1つのボールを交互に打つフォアサム方式で行われ、首位と4打差22位から出た渋野日向子(25=サントリー)と勝みなみ(25=明治安田)組は71で回り、通算7アンダー203、首位と8打差の24位でラウンドを終えた。 第1日と同じ、1つのボールで交互に打つフォアサム方式。1998年度生まれで黄金世代の渋野と勝は互いにサポートしながらプレーした。10番からスタートし、ピンチを防ぐと、肩を抱き合って励まし合う場面もあった。 昨日、渋野がホールインワンを決めた18番を終えると、各チームが選んだ曲が流れる演出がある。唯一日本人同士のペアとなったチーム名「(ひなこ&みなみで)H&M」が選んだ曲は「マツケンサンバ」。ホテルの同部屋で共同生活する今大会。2人で風呂上がりに汗だくで練習してきたサンバを踊りながら、1番ホールに折り返した。 渋野は「チームワークはばっちりになんですが、お互いがお互いのこと考えすぎて、うちらで言うのもなんだけど、優しさの固まりなんで」とジョーク混じりに話した。サンバについては、曲が流れるタイミングを残念がり「橋の上では踊れたのに。歩きながらだったから足(の振り付け)ができなかった」ともどかしそうだった。 今大会はツアー唯一のチーム(ダブルス)戦。2人1組の72チームが第1日と第3日に、フォアサム(1つのボールを交互に打つ)第2日と最終日にフォアボール(個々がプレーし、良い方のスコアを採用)で行われる。最終日に向けて渋野は「お互いがバーディーとりまくって、今日の名誉ばん回できるように頑張りたい」と言えば勝も「バーディーいっぱい取って貢献できるように頑張る」と誓った。